あああ、すみません・・・
BASARAの作品置き場に、新しい場所を作ってしまいました。
3DS作品の「ポケモン+ノブナガの野望」部屋です・・・
白状すると、このカンベエさんとこのハンベエ君コンビにやられてうっかり・・・
去年購入した時は、仕事が忙しくてやりこむ時間がないまま放置していたのですが、
時間が出来てからするポケノブは嵌ります、みなさまご注意ください(真顔)

そんなマツナガがお送りする、BASARAとは随分雰囲気が違うブショーたちの小話、お付き合いいただけたら幸いです。
今回はカンベエさん中心の甘いお話。
本編は続きボタンからどうぞ!

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二兵衛とバディの相互関係

 

 

春の穏やかな日差しから逃げるように、若者が目指す男は薄暗い自作の書斎に閉じこもって書物を捲っていた。

長身のからだを黒いローブに包み、椅子に身を沈めて本に没頭している様子だ。

その側にはヒトモシが彼の手元を照らすように寄り添っている。

「おーいカンベエどの~、外は昼寝日和ですよ?」

本棚の角から顔を覗かせて敢えて出したのんびり声に、書物から目を離した男の鋭い目線が若者をとらえた。

「生憎だが、俺に昼寝の趣味は無い。ハンベエ、何か用か」

名を呼ばれた若者は、男からの素っ気ない返事に気を留める様子もなく、屈託の無い笑みを零す。

ハンベエと呼ばれた若者の帽子の上には、彼にそっくりな目つきのピカチュウが乗っている。

「あんまり難しい顔で本なんか読んでるからさ。こんないい天気だもん、散歩くらいしたらどうです?」

白髪混じりの前髪をかき上げて、カンベエと呼ばれる男は溜め息をつく。

「今は読みたい書物がある、夕方にでも出るかもしれんが」

天気など自分には関係ないという風なカンベエに、ハンベエは呆れたように肩をすくめて見せた。

「相変わらずの出不精なんだからほら、ヒトモシも退屈そうだよ?」

カンベエの傍らで二人のやり取りを大人しく見つめているヒトモシへ、ハンベエは悪戯っぽくウインクしてみせれば、ヒトモシは小さく身体を傾げて困ったようにカンベエに寄り添う。

「こら、ヒトモシは臆病だからからかうな」

友人にからかわれた小さなヒトモシを庇うように、ローブからそっと手を出して己の肩に乗せたカンベエを、ハンベエは嬉しそうに眺めている。

「カンベエどののポケモンは、やっぱりカンベエどのじゃなきゃ駄目なんだね」

ハンベエのその言葉に、いつも不機嫌そうなカンベエの眉間へ更に深い皺が寄った。

「何だ?おかしな事を言うな」

「だってそうでしょ?オレがヒトモシに出会っても、恥ずかしがり屋のヒトモシはオレを選んでくれないだろうなぁって」

恥ずかしがり屋は恥ずかしがり屋同士が合うんだろうとハンベエが帽子から下ろしたピカチュウと笑い合うと、ローブの絹ずれの音が響いた。

ハッと男の方へ目を移すと、カンベエは冷徹な表情で仁王立ちをしている。

「俺とお前の付き合いだ、その言葉はゲンコツで勘弁してやる」

「何で!?オレは何にも・・・」

男の小手を付けた左手がすでに握りこぶしに変わっている事にハンベエは気付き、慌てて言葉を継ごうとするが、相手は髪の毛が逆立っているように見えるくらい怒っているらしい。

こういう時のカンベエの目の下のクマは、一層恐怖感をこちらに与えるとハンベエはふと冷静に思った。

「此方が黙っていれば好き勝手言っておいて、なにが何にもだ!」

「は、恥ずかしがり屋を恥ずかしがり屋って言ってナニが悪いんだよぉ!」

ハンベエの苦し紛れの言い訳に、いつもは血の気の悪いカンベエの頬に、さっと朱が差した。

「なにを・・・ッ!」

その様子は、ハンベエが見慣れた彼の照れ隠しの表情である。

一応ピカチュウを間に入れながら、ハンベエは鉄面皮な友人へ無邪気に笑いかけた。

「ね、カンベエどの、悪口じゃないってば。オレから見たあなたが、そう感じたんだ」

日中に外に出たがらないのも、暗い部屋に閉じこもりがちなのも、多分彼にはその明るさが苦手なのだろうとハンベエには解っている。

明るければ自分の姿が周りに良く見える、軍の中でも特に長身な彼は、日中に人目につくことが殊更苦手な性格なのだ。

有能なのに人を寄せ付け無い冷徹な男と、有能なのに面倒くさがりな自分が長年タッグを組んでいることに不思議を感じるブショーは少なからず居ると聞く。

しかしハンベエにとってのカンベエは、周りの言う怖い人ではない、短い言葉でこちらの複雑な考えを理解してくれる、数少ない親友なのだ。

「だってさ、カンベエどのがピカチュウを自分に合うポケモンだと思った事、あるかい?」

ハンベエに抱きかかえられたピカチュウをちらりを眺めたカンベエは、難しい顔で顎に手をあてた。

「無いな」

「どうして?」

オウム返しの質問に、カンベエはピカチュウと親友の顔を見比べて、口角を片側だけ上げてくつりと笑う。

「お前とピカチュウ位に顔が似ているバディはいないからな、似た者同士の強みには勝てん」

ポアッとした表情でこちらを見上げる一人と一匹の様子に、もはや怒る気も失せたカンベエは口元を隠しながら低く笑っている。

「に、似てるって!?・・・そうかなぁ・・・ピカチュウ?」

カンベエの笑顔に、思わず頬を紅潮させてピカチュウをまじまじと眺めるハンベエを、カンベエはまた笑った。

いつも難しい顔ばかりしているこの親友が笑うと、目元に優しげな皺が出来る事を知っているのは自分だけだとハンベエは自負している。

その笑い皺が見たくて、ハンベエはこの本棚が高くそびえた暗い書斎に入り込むのだ。

彼の従える闇のポケモン達は、そこでいつも静かに大人しく彼を迎えてくれる、彼らの主と同じように。

そのカンベエの笑い声に、天井付近に控えていたシャンデラが嬉しそうに体を揺らす音が聞こえた。

「おい、シャンデラまで笑っているぞ。ポケモンの間でも認知されているようじゃないか」

おやと上を見上げてハンベエをからかうカンベエに、形勢が逆転した若者は膨れっ面をしてみせる。

「もー、なんだよ!」

「おいおいハンベエ、俺だって悪いとは言ってないぞ」

「そう言いながらも笑ってるじゃないか!」

抗議の声にも動じず口元に笑みを残したまま、肩から下りたがっているヒトモシをそっと机上に下ろしてやると、カンベエはピカチュウに向かって目線を移した。

「お前の昼寝の相手が出来るバディなんて、なかなか居ないだろう?」

カンベエはそう言って素早くウインクをすると、彼は先ほど投げ出した本を定位置に直しながら溜息をつく。

「まったく・・・お前達が来ると、俺のポケモン達が賑やかになる。読書どころじゃなくなるな」

迷惑そうな響きでそう言いながら、カンベエはフードを被ろうとローブの襟首へ手を伸ばしながらハンベエを見遣った。

しかしそのハンベエは、何故か顔を真っ赤にして立ちすくんでいる。

ピカチュウが心配して彼の頬を小さな手でぺちぺち叩いているのだが、それに対する反応は無いままだ。

「・・・ハンベエ?」

訝しげな声を相手に投げてみると、はっと我に返ったハンベエは急に落ち着きなく俯いて、抱えているピカチュウの手をつまんだり、頬をつついたりソワソワしだす。

親友の照れ隠しの行動だと解ってはいるが、その理由までわからないカンベエは眉根に皺を寄せながらフードを被った。

「おい、どうかしたのか」

素っ気ない問いに、ハンベエの手遊びがぴたりと止まる。

「あのさ・・・カンベエどの」

「なんだ」

「・・・ウインク」

「?」

相手の小さい小さい呟きを理解できずに、カンベエは顎に手をあてて首を傾げた。

不可思議そうなカンベエの様子に気付いたハンベエは、赤い顔をぱっと上げて矢継ぎ早に話し出す。

「だからウインクだよ!何、さっきの!!オレ、びっくりしたんだからッ・・・」

急に怒り出した親友に、訳の解らないカンベエは困った様に髪をかきあげる。

「ウインクが気に入らなかったのか?お前の真似をしただけだが・・・」

男の戸惑い声に、ハンベエはまた俯いて力いっぱい首を横に振った。

「気に入らないとかじゃなくて・・・ああ!もう、カンベエどのは!!」

ではなぜ怒っているのかとカンベエがますます理解不能な表情で相手の帽子の上に戻ったピカチュウへ目を遣ると、そのポケモンは楽しそうに何やら身振り手振りをしている。

顎に手を当てて、暫く相手のバディの身体一杯のメッセージを理解しようとしていたカンベエの肩がぴくりと跳ねた。

「おい・・・冗談を言うな」

カンベエの低い声に、ハンベエは俯いたまま首を振る。

「冗談なんて言って」

「お前じゃない・・・ピカチュウ、人をからかうなッ!!」

突然の鋭い声に驚いたハンベエがはっと顔を上げると、帽子に上がっていたピカチュウがぽとりと手元に落ちてきた。

ピカチュウは一生懸命首を振って、からかいではない事をカンベエに伝えているらしい。

「な、なに?ピカチュウがどうしたの」

カンベエへ目をやると、彼は首まで赤くしながら腰に手を当ててピカチュウを睨みつけている。

そのあまりの気迫に、ハンベエは思わずピカチュウを守るように抱きしめながらバディを擁護した。

「オレのピカチュウが嘘なんてつくわけがないだろ!言いがかりは止めてよッ」

ピカチュウに向けられていた鋭い視線が、今度はハンベエに向けられる。

「じゃあ何だ、お前が教えたのか?」

「カンベエどのを怒らせるような事なんて教えちゃいないよ!一体ピカチュウが何をあなたに言ったの!?」

思わず喧嘩腰に言い返すと、カンベエのきつい目線が途端にふらりと泳いだ。

「それは・・・」

いままでの勢いが嘘の様に口ごもってしまったカンベエに、大事な相棒を叱りつけられたハンベエは半眼になって問いただす。

「言えないの?カンベエさん」

口調が変わったハンベエに、カンベエを含めた周りの空気が一変する。

本当に怒ったハンベエの怖さは、彼を良く知る者たちの間では有名で、特に付き合いの長いカンベエは身に染みているのだ。

「いや、それは・・・」

ヒトモシがしどろもどろな主の説教される姿を想像して身を縮めた時、天井からガラスと金属が軽くぶつかり合う高い音を響かせながら、シャンデラがふわりと降りてきた。

ハンベエとカンベエの間に下りたシャンデラは、二人に挨拶をするようにくるりと一回転すると、ハンベエに向かって何やら伝え始める。

「!おい・・・シャンデラ・・・!!」

バディであるカンベエは、その様子をいち早く察して声を上げたが、シャンデラからやんわり宥められるような素振りをされてしまい、仕方なく己の赤い顔を隠すように額に手を当てて俯いてしまった。

意外な仲裁役にハンベエは首を傾げながら、シャンデラの伝えたい様子をじっと眺めて理解しようとしている。

「なんだろ・・・教えてくれるの?シャンデラ・・・ああ、ピカチュウも・・・」

ピカチュウも交えながら、カンベエが決して自分から話さなかった内容を、ハンベエは知ってやろうとポケモン達の一途な仕草を読み取ろうと真っ直ぐに見つめ続けた。

酷く居心地の悪くなったカンベエは、外に出ると短く伝えて逃げ出そうとしたが、ハンベエにいつの間にかローブの裾を握られていたために逃げ出すことも出来ないまま、フードを深く被りこんでそっぽを向いてしまっている。

「カンベエどの・・・」

だんまりを決め込んで、一人と2体の話し合いが終わるのを腕組みしながらただ待つしかなかったカンベエに、親友の呼び掛けが響いた。

「なんだ」

顔も向けずにぶっきらぼうに返事をした彼に、穏やかな笑い声がかぶさる。

「もう、ホントにあなたは恥ずかしがり屋なんですから」

「!だからそれを・・・!」

ムッとしながら思わず振り返ると、自分より身体の小さいハンベエが懐に飛び込んできた。

その不意打ちに思わずよろけそうになると、シャンデラが腕を伸ばして長身の主を支えてくれる。

「あいつらから聞きました。オレもね、ピカチュウと同じ気持ちだよ?」

よろけた相手に構わず、懐から顔を上げて嬉しそうにハンベエは笑った。

「な・・・」

「初めて見たカンベエどののウインクがカッコ良くって、このオレが動揺しちゃったなんて言えないじゃん?」

みるみる顔が赤くなるカンベエを見上げて、ハンベエも照れくさそうに彼の懐に顔を埋める。

「でもさ・・・ごめん、あんな言い方しちゃって。あの動揺を、何て言って誤魔化せば良いか解らなくって」

素直に謝るハンベエの言葉を遮るように、カンベエの手が彼の頭を帽子の上から撫でた。

「いや。俺も・・・お前に伝えるべき言葉を隠した。まさかお前のポケモンがあんな事を言い出すとは思わなくてな。俺も動揺してしまった」

ふふ、とハンベエが懐に顔を埋めたまま笑い声を漏らす。

「カンベエどのが自分で言ったじゃない、オレとピカチュウは似た者同士だって」

「ど、どこまでが似たもの同士かなんて知らん!」

「ああ、でも」

顔を上げたハンベエは、顔を赤らめて困ったような表情のカンベエの瞳を見つめてにっこり笑んだ。

「オレの方がね、カンベエどのを大好きなのは確かです」

瞳を捕まえられてそう言われてしまえば、冷徹で通っている男でも逃げ場はない。

「・・・む・・・」

困った末に唸るような声しか出ないカンベエに構わず、ハンベエは無邪気に抱きついたままである。

「あれぇ?カンベエどの、脈が速い!」

「だ・・・黙れ!いつまでくっついている、離れろ!!」

「ヤです、カンベエどのは良い匂いがするんだもん。何の香ですか?」

離れろ、といいながら転ばないように体を支えてやっているカンベエの様子を見て、ヒトモシとシャンデラは踊るように一回転すると、各々の持ち場へ静かに戻って行く。

ピカチュウは親友に甘える主を嬉しげに眺めて首を傾げると、遊び仲間のヒトモシの元へ走って行った。

 

結局、外に出ないのかと尋ねてきた親友は、じゃれついた延長線でそのままカンベエの膝の上で昼寝を始めてしまい、膝枕にされたカンベエも外出することが出来ないまま、夕方まで静かに読書の続きをする事になった。

ふと、夜気の混じり始めた空気に気付いたハンベエがうっすらと目を開くと、見上げた先にはヒトモシやランプラーの灯りに照らされたカンベエの落ち着いた顔がある。

「起きたか」

彼は書物から目を離さず、小手の付いていない側の手で帽子を脱いでいるハンベエの頭を撫でた。

「いま・・・何時?」

「日暮れ時だ」

起きろ、と頭を軽く叩かれ、ぐずぐずと起き上がると、カンベエの黒いローブが自分に掛けられていたことに漸く気付く。

当の本人はローブを脱いだ姿で読書をしていたらしい。

「カンベエどの、ありがと・・・これ」

少し恥ずかしそうにローブを差し出すハンベエに、ああと素っ気ない返事が返ってくる。

「涎はつけなかったか」

「またぁ、子供扱いしないでよ!」

ぷうと膨れると、漸く書物から目を離したカンベエが微笑した。

「俺にとってはまだ子供よ。ま・・・策略は大人以上だが」

立ち上がり、受け取ったローブを羽織るとカンベエは低い声でシャンデラを呼ぶ。

「食事に行ってくる。任せていいか」

自信ありげに身体を揺らしたシャンデラを一撫ですると、彼はハンベエに向かって手を差し出した。

「夕餉を喰いに行こう。お前の好きなモノを食わせてやる」

「え・・・良いの?」

「年上の奢りだ、偶にはな」

仕方ないと言った風のカンベエに、ハンベエは嬉しそうに頷くと、その手を握って長椅子から跳ね下りる。

「ピカチュウ!何処にいるんだい?」

ハンベエが薄暗い書斎の中を探るように声を上げると、本棚の一角からピカチュウがヒトモシと一緒にひょっこり顔を出した。

「これからカンベエどのとご飯を食べてくるよ。ピカチュウは来るかい?」

そういって手を差し出したが、ピカチュウは珍しく首を振って、傍らにいるヒトモシに抱きついてにこにこと楽しそうにしている。

「まだ遊んでいるんだね?じゃあ、行ってくるから仲良くしててよ」

「シャンデラが見ている、大丈夫だろう」

フードを被ろうとしたカンベエの腕を、ハンベエがやんわりと止めた。

「それさ、被らないで良いんじゃない?」

不思議そうに此方を見下ろすカンベエに構わず、ほらと手を引く。

「もう暗いし、天気も悪くない。そのままで行きましょ?カンベエどの」

恥ずかしがらなくってもいいじゃん、という言葉を吞み込んで、ハンベエは釈然としない様子の親友を書斎から廊下へ引っ張り出した。

「・・・別に構わないが、お前は帽子を被らなくてもいいのか」

ハンベエのトレードマークとも言われる大きな帽子は、昼寝をしている時に脱いでそのまま置いてきてしまっていた。

道理で頭が軽い、とハンベエは自分の頭に手をやる。

「あちゃあ、忘れてた・・・けどいいや、戻るのも面倒臭いし」

能天気に笑ったハンベエに、親友の呆れたような声が被さった。

「まだ、玄関へ行くより引き返す方が近い。見事な寝癖がついてるが」

「いいのいいの!どうせ癖っ毛だからわかんないって。さあ、何を奢ってもらおっかなぁ」

ハンベエに手を引かれながら玄関へ向かうカンベエの鼻に、梅の香りが近づいてくる。

玄関先の梅が咲いたのか、と漸く季節の流れを感じながらも前を歩く若者の寝癖に、改めて小さなため息が出るカンベエであった。

 

 

 

(終わり)

 

 

「ポケモン+ノブナガの野望」のカンベエさんとハンベエ君のお話です。

私的に病的なデザインのカンベエさんがカッコ良すぎて、ブショー進化が2段階しかないとか、ストーリーも案外簡単にクリア出来ちゃう辺りが不満だったり。

がっつりハンベエ君とのやり取りストーリーがあれば良かったのに!とも思うのですが、敢えて作品中での絡みが少ない分、妄想が捗るとも言えるのが難しい所です。

カンベエさんは青年、ハンベエ君は少年とも言えそうなキャラデザインですが、ここでは若者と大人男性で書きました。

カンベエさんは人見知りが激しい秀才として、ハンベエ君は若き天才ながらの孤独を隠して、明るく適当にふるまう子としてイメージ付けています。